連休明け.「会社関係法実務」第4回目の講義を終えて

 連休を境にして徳志館周辺の景色も様変わりである。
 今日は2時間目スタートで、「会社関係法実務」の講義である。法を理屈で学ぶのではなく、実際の企業実務においてどのような運用されているか。ビジネス法学を表看板に置いた我が法学部の「らしさ」が見て取れる科目である。
 8年前、私が企業勤務から本学にご縁をいただき、2004年4月に62歳で他界された伊藤勇剛先生ご担当の半分をお引き受けする形で担当させていただいた、私の最初の講義科目である。おつきあい期間はちょうど1年であったが、伊藤先生なりの大学教員像を教えていただけたことは忘れられない。もっともっと教えていただきたいこともあったが、惜しまれる。
 ところで、本講義では、会社法の基礎知識を踏まえながら、企業の法務担当者が今やっている問題にできるだけ接近するように心がけている。今年の株主総会関係では、議決権行使結果の開示、独立役員の選任などに実務の関心が向いている。「なぜ」と「どうすればよいか」を学生達に問いかけながら、企業の法務部門で仕事をしているような感覚を持ってもらえるような授業にしたいというのが、私の目標である。第4回目、私も学生も、少しずつ慣れてきたようである。

 左は連休前に撮影した伊藤先生を偲んで植樹した桜の木。右は連休明けの徳志館周辺。


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このページは、渡邊 博己が2010年5月 6日 14:46に書いたブログ記事です。

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