内々定の報告に来てくれた学生達と飲みながらの会話で、昨今人気のある漫画に「スラムダンク」なるものがあることを知った。私たちの世代の「巨人の星」や「あしたのジョー」と同様、いわゆるスポ根ものの一種らしいが、普通ではないおもしろさがあるという。高校男子バスケットが舞台である。
これが少し気になっていたところ、偶然本屋の平積みで、遠越段『スラムダンク論語』(2010年5月、総合法令出版)を発見。さっそく読んでみた。
スラムダンクの登場人物が語るぐっと胸に迫る言葉を「論語」と対比し、スラムダンクの登場人物の生き方の魅力を伝えていく。こんなことをねらいにした著作である。論語の読み方としては、ユニークである。
例えば、
「スラムダンク」(第4巻)・(遠藤著32頁)
あいつは今 純粋に
バスケットボールを
楽しんでいる
目の前の相手との
勝負に夢中で
楽しんでいるんだ!!
「論語」
子曰く、これを知る者はこれを好む者に如かず。
これを好む者は、これを楽しむ者に如かず。
楽しんでいる者が最も成長していく、という遠藤氏の解説が、スラムダンクの一節の紹介と共に付けられていたが、好著である。
ところで、我が女子バスケ部が、このほど京都学園大学の強化指定クラブになった。バスケットボールが大好きな女子学生達が集まっていると聞いている。これまで以上に頑張ってもらって、「スラムダンク」にはない、自分たちのすばらしいドラマを作って欲しい。






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