いよいよ帰国の時期となった。この在外研究期間中、興味のある講義などを聴講し、また数本の論文を執筆し公表することはできたので、自分としては一定の成果があげれたのではないかと思っている。オックスフォードに来たときにはHigh Streetでバスを降りたが、帰りは食事をすることも多かったGeorge Streetの北、Gloucester Greenのバスステーション(写真)から帰ることにした。
いよいよ帰国の時期となった。この在外研究期間中、興味のある講義などを聴講し、また数本の論文を執筆し公表することはできたので、自分としては一定の成果があげれたのではないかと思っている。オックスフォードに来たときにはHigh Streetでバスを降りたが、帰りは食事をすることも多かったGeorge Streetの北、Gloucester Greenのバスステーション(写真)から帰ることにした。
昼食後は、住まいのすぐ近くのクライスト・チャーチ・カレッジのMeadow(牧草地)を散歩することが多いが、今日は当カレッジの内部を見学した。日本の高校生などの団体も含めて、いつも団体の観光客が列をなしているが、今日の午後は、そのようなこともなかったので、入ってみることにした(大人は代金7ポンド50ペンス)。内部はパイプオルガンの音色ながれる大聖堂、映画ハリー・ポッターの魔法学校のダイニング・ホールのモデルとなったグレイト・ホール(写真下)、イングランド最大の鐘でいつも時間を教えてくれるトム・タワー(さすがに毎晩9時5分に101回鳴るのにも慣れてしまった)、図書館、画廊、大きな中庭などがある。グレイト・ホールの正面は、教官達が食事をする場所である一段高いハイ・テーブルになっており、周りの壁には、カレッジのメンバーであった著名人の肖像画が飾ってある(例えば、右手の壁にはジョン・ロックの肖像画があった)。
5月より新学期(Trinity Term)となり、近くのSt.Peters Collegeでもダンス・パーティーであろうか正装した学生達が列をなしているのを見かけたりするようになった。最近は、取締役の義務違反時の救済局面に関心を集中しているので、それへの影響の強い信託法に関わる授業、例えばSimon Gardner先生などの講義などを聴講している(Gardner先生はClarendon Law Seriesにも'An Introduction to the Low of Trusts'などのご著書がある)。法学部棟への道のりは、いつものように観光客や買い物客でごった返すHigh Streetは避け、オックスフォード市役所とChrist Church Collegeに挟まれた小道を通っていくのであるが、この市役所に併設されており、無料で見学できるのが、オックスフォード博物館(Museum of Oxford)である(写真は市役所全景、角地部分が博物館である)。
最近は、自分自身の仕事をしたり、会社法関係では、Njoya先生のUnfair Prejudiceの講義を聴講したりして過ごしている。さて、今頃の英国の天気は晴間が少ない上、やはり日本と比べれば太陽光線は弱い(夏は過ごしやすいであろうが)。というわけで、晴れた日は、日光浴と運動不足解消を兼ねて、住まいのすぐ近くのカレッジであるChrist Churchのmeadow(牧草地)を散歩することにしている。秋頃は牛が放牧されていたのを見かけたので、確かに牧草地ではあるのだろう(写真は、Thames川方面から、Christ Churchを望む)。グルリと1周すると約1時間位かかる。ジョギングする人、カップルで散策する人、寝転んでいる人など、皆思い思いに楽しんでいる。
少し暖かくなってきたからであろうか、Thames川では学生達のボートの練習も始まり、川辺のガチョウ達と一緒に練習風景を見ることができる。
新学期(Hilary Term)が始まり、自分の論文執筆以外にも、授業の聴講などで法学部棟との行き来がまた増え始めた。今学期はとりあえず、株主代表訴訟(派生訴訟)や株式関係の講義などを聴講しているが、各種セミナーの連絡も資料などとともにEメールで配信されてくるので、ピンポイントのセミナー関係も少し参加度合いを増やしたいと思っている。St Cross Roadの法学棟までの道のりで、ほんの少し近道かつおもしろい小道(passage)がある。北は、Holywell Streetと南はNew College Laneを繋いでいる小道である。北から小道に入るとすぐに、『地球の歩き方』(ダイヤモンド社)などでも紹介されているバース・プレイス・ホテル(Bath Place Hotel:写真)がある。かつては、学生寮として使われてもいたそうで、外観は日本でいうとペンションみたいで暖かさが感じられる。看板には「17世紀のホテル」と書かれている。ホテルで行き止まりかと思いきや、小道は玄関手前を小さなトンネルのように左に繋がっている。
クリスマスも近くなり、政府の大幅な学費値上げに反対する学生達が集っていた、近くのBonn Squareも、樹々が青光色のイルミネーションで美しく飾られるようになった。しかし、この数日は英国各地でだいぶ雪が降り、空路・陸路の交通も大きく乱れている。オックスフォード市内も、それ程ではないとはいえ、数センチ程度は降り積もった。写真は部屋からの眺めであるが、すぐ前が、St Aldates Church、雪 のため少しかすんでいる奥の建物が、Pembroke Collegeである。実は、住まいの住所がPembroke Streetであるため、このカレッジとはこんなにも近いのであるが、会社法関係では、D.D.Prentice先生がこのカレッジのfellowだったはずである。
ここのところ天気はいつもどんよりで、時々小雨という状態である。同じ住まいのイタリア人博士課程院生が「イギリスの天気はきらいだ」と言っていたが、その気持ちも理解できるようになってきた。散歩日和も少ないので、部屋で仕事をしていて少し体を動かしたい時は、法学部図書館に行くか、近くの書店に行くことになる。書店の方は、Hight StreetのOxford University Press Bookshopが近くて、法学部への道すがら寄れるので、立ち寄ることが多い。私のようなAcademic Visitorの場合も大学カード(身分証明書)を呈示すれば、10%引きになるし、ひとこと言えば、receiptやinvoiceに氏名や所属を入れてくれるので助かっている(写真は、Bookshopではなく、街の北西にあるOxford University Pressの堂々たる建物である)。
2ヶ月も過ぎ、外食しやすい場所もぽつぽつ判明してきた。英国といえばパブ(public house)ということだが、外で量を飲む性質でもないので、パブそのものにはあまり行っていない(ただし、住まいから至近距離のOld Tomというタイ風パブは、カレーを食べにたまに訪れる。店の名前は、クライスト・チャーチ・カレッジのTom Towerに由来するらしい)。各種のレストランが多く、利用しやすい場所の一つとしては、George Streetがあげられるように思う。この通りは、東西に走っているが、東に進むと鉄道オックスフォード駅に出ることができ、また、Gloucester Greenというバス・ステーションにも至近である。イギリス風のステーキハウス、イタリア料理、フランス料理、中華料理、回転寿司などの店が軒を連ねる。しかし、「大学の中に街がある」といわれるオックスフォード、この通りには「歴史学部(History Faculty:写真)」の建物も見ることができる。
英国のこととて、リスは結構見かけてきた。部屋で仕事をしていても、窓から見えるセント・オールデイズ教会の屋根を左右に行き来したりして目を楽しませてくれた。クライスト・チャーチ・カレッジの牧草地で見かけるのは当たり前にしても、セント・ピーターズ・カレッジの庭でも2匹でおっかけっこしているのを見かけたし、とにかくたくさん生息しているようだ。しかし、当然動き回るので、以外と写真に収めるのは難しい。それと、寒くなってきたせいか、少し見かける回数は減少している気がする。だが、今週、ついにアップで撮ることができた。Payne先生の授業の帰路、場所はマンスフィールド・ロードとセント・クロス・ロードを繋ぐ道の並木である(写真)。
いつものようにDavies先生の講義を9:00から聞いた(といっても、昨日がサマータイムの終了だったので、先週よりも実際は1時間ゆっくり起床できたのだが)。今日は英国2006年会社法172条(会社の成功を促進すべき義務)の部分のお話であり、自分でも少し書いたことがある部分だったし、興味深かく拝聴することができた。10月末に論文の締め切りがあったため、部屋と図書館に引きこもり状態だったのであるが、髪が伸びてしまったのでCovered Market(屋根付き市場)で見かけた理髪店にいくことにした(写真は、Marketのケーキ屋さん。ケーキを作っているところを常時、実演して見せてくれている)。